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薬の話(2)鼻の薬 [薬の話]

 風邪をひいた時に、鼻水がでる、鼻がつまるということがあると、いわゆる鼻の薬が出されます。鼻の薬といわれているものは、抗ヒスタミン薬と呼ばれていて、ずいぶんと以前からよく使われています。

 抗ヒスタミン薬は眠くなることがあります。風邪薬を飲んだ時に、車の運転に注意しましょうといわれるのは、この副作用のためです。眠気を少なくしたものが、新しい抗ヒスタミン剤として発売されています。

 子どもでは、風邪の時に鼻の薬を飲むと、よく眠られていいとも考えられて来ました。しかし、最近の研究で、眠くなる薬は脳に薬が入っていくことがわかりました。眠くならない薬が開発されて、使われるようになりましたので、眠くなる薬はできるだけ避ける方がいいとされています。少なくとも長期に飲むのは止めた方がいいでしょう。

 鼻がつまったり、長く続く場合には、慢性副鼻腔炎(蓄膿)になっていることがあります。この場合には、抗ヒスタミン剤は効果が期待できません。
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