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食物アレルギー(1)食物アレルギーの現状 [食物アレルギー]

 食物アレルギーとは、食べ物が原因で様々な症状がみられものをいいます。幼い子では、卵や牛乳や小麦で、ぶつぶつがでたり、体がかゆくなることがあります。マスコミで命にかかわるような例が報道されると心配になりますが、多くの場合は重症になることはありません。

 食物アレルギーは原因となるものを食べた後に、ぶつぶつなどの症状がでることで診断されますが、湿疹がある時に、血液検査や皮膚の検査で陽性にでたということで、食物アレルギーと言われることがあります。検査が陽性の場合でも食べて症状がでないことは珍しくありません。

 1歳までにある食べ物でぶつぶつなどが見られた時に、多くの場合は3歳までには食べられるようになるものです。検査が陽性の場合も含めて、どのように食べることを進めていくかは、医療機関で相談していく必要があります。検査はしてくれるけれど、どのように食べるのを進めるかを教えてくれない医療機関は、食物アレルギーに詳しいとは言えません。

 食物アレルギーの子や食べ物アレルギーと言われている子は少なくありませんが、多くの場合は軽症です。しかし、中には重症になる子もあるので、正しい診断が大切です。重症になる子は厳密な食事制限が必要ですが、食べても問題がないのに制限をされている子をみることもあります。

 

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