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検査の話(2)子どもの正常値 [検査の話]

 お子さんが血液検査を受けた時に、検査結果を見ると、正常値より高すぎたり、低すぎたりすることがよくあって、気になることがあります。検査結果に書いてある正常値は、大人の正常値なので、子どもでは、病気でもないのに、異常になってしまうことが珍しくありません。

 子どもの正常値は、大人の正常値とは少しずつ違います。例えば、子どもで大人より高い値がでるのは、白血球の数、アルカリフォスファターゼ、LDH、GOT,GPTなどがあります。逆に低い値になるのは、貧血をみるヘモグロビン、コレステロールなどがあります。

 小児の診療に携わる医師は、子どもの正常値を考えて結果を見ますので、印刷された正常値だけで判断することはありません。気になるようなら、どのように値をみたらいいかきいてみるといいでしょう。
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