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食物アレルギー(2)検査について [食物アレルギー]

 食物アレルギーがあるかどうかを調べるには、いくつか方法があります。よく使われるのは血液検査です。1回の検査で何種類かの食べ物について調べられるので便利ですが、その結果の判定には注意が必要です。血液検査で陽性でも、食べられることがあるからです。

 血液検査はアレルギーの体質の一部を調べているに過ぎません。値が高い程、食べ物で反応がでる可能性が高くなるといわれますが、検査だけから食べたらいけないということはできません。

 皮膚に食べ物をつけて、赤くなるかどうかで検査する方法もありますが、これも反応しやすさを調べるものです。血液検査よりは、信頼性が高いとされていますが、それでも食べたらだめということではありません。こういう検査はどうしても直接の検査ではないので限界があります。

 食べ物でアレルギーがでるかどうかは、食べてみるのが一番はっきりします。これを負荷テストといいます。食べ物で反応が強く出やすい場合は、病院で注意しながら食べさせてみることがあります。そうでない場合は、診療所で食べてもらったり、家で食べてみることもあります。

 血液検査で陽性と言われたから、食べるのを止めているという子は少なくありません。その中でも問題なく食べられる子はいます。ただ、慎重に進めていく必要があります。





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